コラム聖雲

 

救いの証し   嵐 時雄牧師

 

「私は、小学校2年生の頃、近所の教会の日曜学校に通っていました。悪ガキ大将のような生徒でした。

しかし、先生は、温かく迎えてくれました。そんな思い出があります。

 

…大学卒業間近い頃、剣道部の後輩に誘われて埼玉県新座市にある宣教師宅の居間で行われていた礼拝に参加しました。その目的は、午後に行われる宣教師との英会話クラスでした。

その宣教師は、目的不純な私を快く受け入れてくれました。

 その集会は、やがてプレハブの小さな教会堂を建て、のびどめキリスト教会になりました。

私は、月3回ぐらい参加するようになりました。

 

 私が通い始めて半年のある日曜日、礼拝後の昼食の時でした。1人の女性がご自分の信仰について、そこにいる人々の前で話されました。

 その女性は、ほんの2,3週間に教会に来るようになったとの事です。

しかし、もうイエス・キリストを信じていると言っていました。その一方、私は、半年も通っていて他の方々とも親しくなっていました。しかし、私には、信じる気持ちは微塵もありませんでした。

その日以来、教会とは、キリストを信じる人の集まりであると言う事を強く意識するようになりました。

 

そして、教会に行くことをもう止めようと思いました。

そんな私の心には、良くしてくれた宣教師に失礼にならないように、伝道集会までは通うようにしました。

伝道集会は、横山幹雄神学生の語る聖書の話でした。

私は、この聖書からのお話を通して自分の罪が示され、その場でキリストを信じる決心に導かれました。

それから、私は、その年のクリスマスに、昼食会の時信仰の話をした女性と共に洗礼を受けました。

その女性は、3年後、私の妻となりました。」

 

「神は、実にその独り子(イエス・キリスト)をお与えになったほどに、世を愛された。

それは、御子(イエス・キリスト)を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためで  ある。」                                 ヨハネ3:16


嵐先生、ありがとうございました