「みことばに従う」

「私は、中国の教会へ、おばさんに誘われて行きました。

きっかけは、おばさんの家に遊びに行った時、聖書を手にとって創世記を読んだことから始まりました。

おばさんは、教会に行ってみないか誘ってくれましたが、その時は何も言わず、行きませんでした。

しかし数ヶ月後、なぜか教会に行きたくなったのです。これは神様が私に、働きかけていたのかもしれません。

私が教会に行った時、おばさんはとても喜んでくれました。

何も分からなくて、おばさんについて教会に行きました。

教会は、新しく建てられている最中でした。私は、その教会でみんなの為に食事を作る奉仕をしました。

しかし、私は仕方なくやっていました。喜んでしたわけではありません。ある日教会の長老はこう言いました。

あなたの全ては神からもらったものですよ。』この話を聞いて、私は真剣に自分の生活を振り返ってみると、そうだ!私の全てが神の賜物だと気づきました。

 

それ以来、教会は私の家になりました。イエス・キリスト様が、私の罪のために身代わりとなって十字架にかかって死んでくださった事、そして3日目に罪に勝利してよみがえってくださった事を教えられ、信じる事ができました。

それからの私は、喜びと感謝の生活を送れるようになりました。

 

8年前に日本に来てから帰国せず、独りで日本で暮らしたくなりました。しかし、家族が同意せず難しい状況でした。

私は聖書を読みながら神に祈りました。

もしあなたのご意志なら、私に道を開いてください。もしあなたのご意志でなければ、あなたに従います。』と。それから、私は聖書を読んでいる時に、ヨシュア157節が心に響きました。『

あなたの一生の間、だれ一人としてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。強くあれ。雄々しくあれ。あなたは、わたしが父祖たちに与えると誓った地を、この民に受け継がせなければならないからだ。ただ強くあれ。雄々しくあれ。わたしのしもべモーセがあなたに命じた律法のすべてを守り行うためである。これを離れて、右にも左にもそれてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたが栄えるためである。』

それ以来、私は独りでの日本の生活が始まりました。

私は、日本での生活のなかで神が 私と共におられ、私を捨てないと信じています。

神様は、私に強い勇気を与えられました。日本語はほとんどできませんが、守られて暮らしています。

今回、私は知人を通して日本の教会での信仰生活が始まりました。私は教会の一員になって、みんなと一緒に礼拝し、助け合いながら神様からいただいた愛と恵みを分かち会いながら過ごしていきたいと思っています。」 THさん

 

「あなたは、わたしのしもべ。わたしはあなたを選んで、捨てなかった。

恐れるな。わたしはあなたと共にいる。たじろぐな。わたしはあなたの神だから。

わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」

イザヤ41:910