「主の栄光の輝きの祈り」パート3

イエス様が祈られた3箇所はイエス様が、この世に遣わされた使命についての祈りです。
1 マタイ11:25~37
①「イエス様は父なる神様に対して、自分自身が成し遂げようとしている全人類のための救いを確信している祈り。」
②マタイマタイ11:28~30
「イエス様によって救われた幼子(クリスチャン)に対する招きの言葉の祈り。」
Ⅱ ヨハネ11:41~42a
①「イエス様は父なる神様に対してラザロが復活(救われる事)の確信の祈り」
②ヨハネ11:42b~45
「イエス様は復活したラザロ(救い)を見ることによって信じる人々(クリスチャン)がおこされる事を確信した祈り」でした。
Ⅲ 第3箇所ヨハネ17章はイエス様が祈られた一番長い内容の祈りです。ここの内容もイエス様がこの世に遣わされた使命についての祈りです。
①17:1~5「イエス様ご自身の使命の確信の祈り」
②17:6~19「イエス様の弟子たちの使命の確信の祈り」
③17:20~26「イエス様の弟子たちによって救われた人達が一つとなる確信の祈り」です。
今日はヨハネ17:1~5「イエス様ご自身の使命の確信の祈り」です。「祈ること」は「神様と会話すること呼吸すること」と言われています。
1父なる神様と子なるイエス様とのうるわしい関係は祈りの交わりにあります。親子の関係は父なくして子はありません。この関係を結びつけることが「祈り」です。祈りのかかわりこそ愛する関係であり、ヨハネが言っている「永遠の命」のことです。そしてヨハネ13章~17章(最後の晩餐での説教)の中で「父」が52回使われています。この「父と子」の関係が「栄光」の現われです。私達は聖霊様によってユダヤ人も異邦人も「イエス・キリスト様の十字架による罪の赦しと3日目の復活によって新しく生まれることを信じる」ことによって神の子とされ、永遠の命が与えられました。
2「神の栄光の輝き」とは、イエス様が人間を罪の中から救い出すために十字架で命を捨てるまでにして愛されたことです。イエス様はこのヨハネ17章で①その使命のため祈られました。そして②弟子たちのためにとりなし③そして救われた人々が一つとなることを確信している。この世界こそ「栄光の輝き」「永遠の命」であります。それは御父・御子(イエス・キリスト)の交わりの中に私達も入れていただいた喜びです。
「初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて、一一このいのちが現れ、私たちはそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。すなわち、御父とともにあって、私たちに現された永遠のいのちです。一一私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持っようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。私たちがこれらのことを書き送るのは、私たちの喜びが全きものとなるためです。」1ヨハネ1:1~4