「主の栄光の輝き主の御言葉の交わり礼拝」

イエス様が祈られた3箇所の内容は、この世に遣わされた使命についての祈りです。

Ⅰ マタイ11:25~30 Ⅱ ヨハネ11:41~45 Ⅲ ヨハネ17章

(1) ヨハネ17:1~5「イエス様ご自身の使命(十字架と復活)の確信した祈り」
(2) ヨハネ17:6~19「イエス様の弟子達の使命の確信の祈り」
(3) ヨハネ17:20~26「イエス様の弟子達によって救われた人達が一つとなる確信の祈り」
今は(2)ヨハネ17:6~19の ①17:6~8です。私達が罪が赦され、永遠の命が与えられる救いの恵みは、イエス様の十字架と復活の贖いの事実によります。「神は実にその独り子をお与えになったほどに世(あなた)を愛された。それは御子(イエス・キリスト)を信じる者がひとりも滅びることなく、永遠の命を持つためである。」(ヨハネ3:16)父なる神様と子なるイエス様との麗しい関係は「祈りの交わり」にあります。親子の関係は、父なくして子はありません。この関係を結びつける事が「祈り」です。この祈りの関係こそ「愛する関係」であり、ヨハネが言っている「永遠の命」のことです。
ヨハネ13章~17章(最後の晩餐の説教)の中で「父」が52回使われています。この「父と子の関係」が17章の「栄光の現われ」です。私達は聖霊様によってユダヤ人も異邦人(日本人)もイエス様の十字架による罪の赦しと3日目の復活によって新しく生まれた事を信じる事によって神の子とされ、永遠の命が与えられました。このことにより、私達も「神様との祈りの交わり」を持つことができるようになりました。私達(クリスチャン)がイエス様と私達の祈りの交わりによって、私達の心に「愛と喜びと平安」が与えられる礼拝の生活が与えられたことを感謝いたします。
17:6~10の祈りの内容の大切なことは、(1)17:6「彼ら(弟子達)はあなたのみことば(イエス・キリストご自身)を守りました。」つまり神のことばであるイエス様から学び、教えられ続けていることです。(2)17:7~8「あなた(父)がわたし(イエス・キリスト)にくださったみことば(十字架と復活)をわたし(イエス・キリスト)が彼ら(弟子達)に与えたからです。彼らはそれ(イエス・キリストの十字架と復活)を①受け入れ②知り(体験的に知り)③信じました。」ヨハネ福音書は1:1~5、14「初めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった。一一この方(ことば=イエス・キリスト)に命があった。一ーーことばは人となって私達の間に住まわれた。私達はこの方の栄光を見た。父のみもとから来られた独り子としての栄光である。」
①私達が祈りの中で神様を知ることは、「神様の愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるか理解する」(エペソ3:18)ことは聖霊様の助けによるということです。「父がわたしの名(イエス・キリスト)によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたに全てのことを教え、またわたしがあなたがたに話した全てのことを思い起こさせてくださいます。」(ヨハネ14:26)
②そして私達が神様を信じることも聖霊様によることです。「聖霊によるのでなければ誰も『イエスは主です。』と言うことはできません。」(1コリント12:3)今日、私達はイエス様が弟子たちのために祈った内容を通して教えられることは、毎日の神様への祈りは「会話であり、呼吸である」理由がわかります。神様がまず罪人である私を愛してくださったので「会話し呼吸できます。」そして聖霊様の助けによって「みことばを読み、祈り続ける」ディボーションは「会話しつづけ呼吸しつづけ」て霊的に生かされ続けていけることです。このことを主に感謝いたします。
「あわれみ豊かな神は、私達を愛してくださったその大きな愛のゆえに一一一あなたがたは恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは自分自身からでたことではなく、神からの賜物です。」(エペソ2:4、8)