「真(まこと)の神」

 私は,この間の土曜日も桜ヶ丘紙芝居伝道にでかけました。

いつものこども達5人で紙芝居をする事ができました。「エリヤものがたり」という紙芝居を見ました。

 

預言者エリヤは神様のことばを聞いて、バアル(偶像)を信じているアハブ王に会い『カルメル山にイスラエルの民とバアルの預言者全員を集めました。そこで本当の神様はいったい誰なのかをはっきりさせましょう。』と言いました。エリヤは集まったイスラエルの人々に『あなた達はいつまで迷っているのですか。もし主が神様ならば、主に従いなさい。もしバアルが神だと思うなら、バアルに従いなさい。さあ、どちらを神様だと考えているのですか。』

しかしイスラエルの民は黙っていました。

エリヤは『どうして答えないのですか。わたしはたった1人残った、真の神の預言者です。

これから、主こそ真の神様であることを知らせてあげよう。ここに、2頭の雄牛を連れてきなさい。バアルの預言者と、わたしが1つずつ祭壇を作り、薪を置き、その上に裂いた牛をのせ、お祈りをします。お祈りを聞いて、薪に火をつけてくださるお方が真の神様です。』バアルの預言者たちはすぐに祭壇を作り、牛を裂いて祭壇にのせると、バアルに祈りはじめました。朝から昼まで一生懸命お祈りをしました。しかし、火はつきません。

刀や槍で自分の体を傷つけて血を流して祈りましたが、火はつきません。

午後3時になってエリヤは人々をそばに呼んで壊されていた主の祭壇を作り直し、その上に薪を並べ、牛を裂いてのせ、祭壇のまわりに溝を掘り、4つの大きな瓶に水を入れて、犠牲の牛の上から3回もかけました。

エリヤは静かに祈りはじめました。『主なる神様。あなたがイスラエルの真の神様である事をお示しください。また、わたしが神様のことばに従っていることを、ここにいる人々にお示しください。

イスラエルの人々にあなたこそ真の神様であることを信じるようにしてください。』すると、突然天から火がくだってきて、薪も雄牛も溝にあふれていた水まで燃やし尽くしてしまいました。

人々はみんな『主こそ神です。主こそ神です。』と言いました。

・・・・紙芝居が終ると。ある子が『どうしてエリヤには神様の声が聞こえるのに、今のわたしたちに、神様はお話してくれないの?』と質問してきました。私は、この子の中に神様への信仰を見ました。『今は神様が直接話してくれなくても、大丈夫!イエス様の十字架と復活のこと知ってるよね。イエス様は、私たちの暗い心、誰にも知られたくない汚い心の身代わりになって十字架につけられて血を流して死んで、3日目に生きかえりました。このことを信じる人に永遠の命、天国へ行ける約束をしてくれたでしょう。みんな信じる?こども達はうなずきました。

『信じる人には、今は聖霊様が一緒にいるんだよ。神様がいつも一緒にいるってこと!』こども達は笑顔になって『そうなんだ!!』・・・私たちは、十字架の血による契約を信じました。 

 

現代私たちには、神様からのことばである聖書があります。

そこにはっきりと私達は、キリストの贖いの血を受けた契約の民であると書かれているのです

「キリストにあって、真理の言葉、すなわちあなた方の救いの福音を聞き、またそれを信じたことによって、約束の聖霊を持って証印をおされました。聖霊は私たちが御国にを受け継ぐことの保証であられます。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。」エペソ1:1314