「いのちの木といのちの水の川  新しいエルサレム⇒エデンの園の回復」

 

創世記2:9-17・エゼキエル47:1-12

ヨハネ6:357:3739・黙示録22:1-2

1】人間の生きる目的

【神の栄光を表わす。神を喜ぶこと。】

・2:15人間の労働,働きは人間の生きる 目的である[神の栄光を表し.神を喜ぶこと]を表現する方法で神様を愛することです。

①耕す=仕える,世話をする②守る=管理する、整えるエデンの園を管理し、世話をする事は、人間にとって神を信じて従い、働く事によって愛の報いをいただく事でした。寝て、食べて、何もしない事は、むさぼりです。怠惰の姿は相手の神様を喜ばせる事、栄光を表す事ではありません。神様は人間に自由意志を与えて、エデン(喜び、楽しみ)の全て与えられた環境に置きました。本当に人間は、自由意志を持って神様(創造主)を愛するか?(神の栄光を表し、喜ぶか?)を知る為に人間と契約を結びました。それが『善悪を知る知識の木を食べてはならない』と言う約束を守るか破るかでした。守っていれば、神様と私達人間はエデン園(喜び、歓喜、楽しみに満ちた)の世界で生き続ける事ができたのです。しかし約束を破って(罪を犯した)結果が死でした。神様は造られた人間をそのまま死に至らせませんでした。なぜなら【神は愛】だからです。神様は人間の罪を赦し、死を滅ぼす為に神ご自身、イエス・キリストがその罪を引っ被って身代わりとなって(贖い)、十字架で死んでくださり、3日目に甦えって下さいました。ここに神様の愛が示されたのです。(1ヨハネ4:9-10)人間は罪を犯した事により、エデン(神との交わりの喜び、栄光)が失われました。しかしイエス・キリストの十字架と復活によって新しい契約ヨハネ5:24『イエス・キリストを信じる事によって罪を赦され死から永遠の命に移されました。』しかし、イエス様を信じても、なお罪の世界に生きている私達は罪を犯し続けます。ですからイエス様は『あなた方は世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。私はすでに世に勝ったのです』つまり、十字架と復活によって罪と死を滅ぼしました。(ヨハネ16:33)

 

2】人間が生きる為に必要な事、

創世記2:9-14

〈1〉【いのちの木】【いのちの水の川】

その意味について知る事は、この世で勝利する秘訣です。【いのちの木であるイエス・キリストの十字架と復活の贖いを信じる事】が食べることです。そして【いのちの水の川から飲むことは聖霊の働きを信じる事】です。(ヨハネ6:357:3739、エゼキエル47:1-12)

〈2〉【人間が生きる為の働き】

創世記2:15 

 

1〕置く(マーアッハ)〔安らかに導びかれる、安息を与える、憩わせる〕この為に神は人をエデン(喜び、歓喜、楽しみ)に置かれたのです。詩篇23:2『憩いの水のほとりに伴われます』この意味は、水は神様の聖霊の象徴です。つまり主の臨在がある所に憩いがあります。そこに連れて行かれるのが創造主です。

新約ではマタイ11:28『休ませてあげます』

ギリシャ語(アナパウソオ)です。イエス様は私達が罪に苦しみ、重荷を負っている世界から解放してくださる為に、十字架で身代わりて死に、3日目の甦りによって永遠の命へと伴って休ませてくださるのです。

2〕耕す(アーヴァル)〔仕える、世話をする〕この同義語として〔礼拝する〕です。

・出エジプト23:25『主に仕えよ。そうすれば、主はあなたのパンと水を祝福する。』

・申命記11:13『あなたがたの神、主を愛し、心を尽くし、命を尽くして仕えよ。という命令に確かに聞き従うなら・・・食べて満ち足しよう。』

新約では・ヨハネ4:24『神は霊ですから、神を礼拝する人は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。』

・ローマ12:1あなたがたの体を聖い生きた供え物としてささげなさい。それこそあなたがたの霊的な礼拝です。』このように〔主を礼拝する〕ことがエデンの園で〔耕すこと〕なのです。

3〕守る(シャーマル)〔治める。管理する〕・創世記18:19『わたし()がアブラハムを選び出したのは、彼がその子らと彼の家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公正とを行なわせるため、主がアブラハムについて約束した事を彼の上に成就するためである。』エデンの園にあるものを管理し、治める事は、整理し、自治をする事もありました。それよりも【主の道】(主のみこころ)を守る事が大切でした。

新約ではギリシャ語(テレオー)はヨハネ8:55でイエス様が使われました。『だれでも私(イエス・キリスト)の言葉を守るならば、その人は決して死を見ることはありません。』

創世記215エデンの園を守る事は

【神のことば】であるイエス・キリスト様の言葉を守ることです。それは【神から出た者(アダム)は神の言葉に聞き従う】ヨハネ8:47ことでした。しかしアダムは神の言葉に聞き従わずに【善悪を知る知識の実を食べてはならない。2:17】約束を破り、守らなかったのです。ですから第2のアダム(イエス・キリスト)が、神に聞き従う者として神様から出た者となったのです。(コリント15:45-49・ローマ5:1221

〈まとめ〉神様が私達人間を造られた目的は【神の栄光を表わし、喜ぶこと】でした。そのために、エデン(喜び、歓喜、楽しみ)園に人間を〈1〉置き(安息を与える)ました。それは、人間はそこで〈2〉〔耕し(仕える、礼拝する)3〉そこを〔守らせた(治め、管理する)は、ルカ8:15良い地に蒔かれ、神の言葉を聞いて従い守ること〕でした。「真に、真に、あなた方に告げます。私(イエス・キリスト)の言葉(聖書)を聞いて、私を遣わした方を信じる者は、永遠の命(エデン=神と交わる喜び、楽しみの世界)を持ち、裁きに会う事がなく、死(永遠の死)から命に移っているのです。」ヨハネ5:24