「私はクリスチャンホームの子供です。 物心ついた頃には救い主であるイエス・キリストの存在、 また日曜日に教会に行くことは私にとって『普通』のことでした。
しかしそれ以上に大きな理由がありました。 それは友達が洗礼を受けることを決心したため『 自分も遅れるわけにはいかない』という理由です。 そのためか中学生、高校生の間は自分の意志で『教会に来ている』 というよりは、教会には『来させられている』 という思いが強かったと記憶しています。
それは『感謝しているのか?』という一言でした。 私はこの言葉を聞いて程なくして聖書の一節が思い浮かびました。 『信仰の創始者であり、 完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。』ヘブル12: 2
という御言葉です。このとき御言葉の『イエスから目を離さないでいなさい』とは『 いつもイエス様の十字架の恵みを忘れずに感謝し続けなさい』 を意味しております。それまで、私が イエス様の十字架による罪からの救いを心から感謝できていない者 であったということがわかりました。
そして、罪人である自分のためにイエス様は死んで下さったこと、 今から2000年前に生まれて下さったことが初めて心でわかりま した。
「しかし、あわれみ豊かな神は、 私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、 罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、 あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。」
エペソ2:4,5